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あらたにドラマ玉手箱…というカテゴリーを作り、過去ドラマについて語ることにしてみましたが、
その前に、以前作っていたホームページのデータが残っていたので、それを紹介していきたいと思います。

まずは、私の大好きな脚本家野沢尚さんから。
文章を読んでみると、野沢さんが亡くなられた後に書いているので、2004年にアップしたものだと思われます。

以下は、その頃の記事をそのままコピーしたものです。


野沢尚さんのページをいつか作りたいなと思いながら、ずっと先延ばしになり、突然野沢さんはいなくなってしまいました。
野沢さんの新しい作品にはもう出会えうことはできないけれど、私の心の中には数々の作品が残っていることが伝えられればと‥思い、私が今までに観たドラマについて語ってみることにしました。

初めて観たドラマは『親愛なる者へ』('92)でした。
浅野ゆう子さんと柳葉俊郎さんが夫婦で、昔の恋人役に佐藤浩市さん。主題歌が中島みゆきさんだったのですが、女医役としても出演されています。夫婦(男女)のあり方みたいなものが結婚したばりの当時の私の感覚とはかなりギャップがあり、よくわからないながらも‥けっこうはまっていたような気がします。単なる恋愛物や不倫物とは違うちょっと屈折した感じの‥私が今までに観たことのないタイプのドラマだったと記憶しています。相手を傷つけることが愛情表現だったり、思いやっているはずなのに距離が離れていったりと複雑な感じでした。印象に残っているのは海辺の産婦人科、せっかく授かった子供をあえて堕ろしてしまったという過去(当時の私にはこの点はとても不可解でした。今ならわかるのだろうか‥)、元恋人(佐藤浩市)との壮絶な過去など。ストーリーはあまり覚えていないのですが、確か最後は手紙が大きな役割を担っていたのでは‥。(この辺り『恋人よ』と重なります)

次に観たのが『素晴らしきかな人生』('93)
浅野温子さんに織田裕二さん、佐藤浩市さん、富田靖子さん、ともさかりえちゃんなどが出演していました。こちらも内容も詳しくは覚えていないのですが、ものすごく切実な感じがするドラマでした。浅野温子と佐藤浩市が元夫婦で、その子供がともさかりえ。でも、佐藤浩一とともさかりえは血はつながっていなかったはず。確か昔の恋人との間にできた子供で、恋人は亡くなったのです。その弟が織田祐二で、浅野温子のことをずっと思い続けているのですが、そこでつらい役回りになるのが織田裕二の恋人役の富田靖子。彼女はかなり怖い役だったらしいのですが、私はなぜか覚えていないのです。浩市さんが『親愛』とはがらっと違った役柄で、いっそうファンになってしまったのは覚えていますが。いつも危ない屈折した役柄が多いのに、この時は意外と普通な感じでそれがとてもよかったのです。
印象に残っているのは、昔の恋人との思い出の回想シーン、後はラストの結婚式。(何と初々しいともさかちゃんの花嫁姿) 私の記憶では全体的にセピア色のイメージなのですが、実際はどうなんだろう。

あー是非ともこの2作は再放送してほしいと思い続けているのですが、なかなかされませんねぇ。(本も絶版だったりして、手に入らないのです) 私の記憶ではストーリーはほとんど抜け落ちているし、当時と今では感じ方もかなり違うだろうし、作品としても全然色あせていないと思うので、是非観てみたーい。そういえば、この頃は脚本家なんて特に気にしていなかったので、実は野沢さんの名前はまだ知らなかったのです。

そして、とうとう運命の出会い『この愛に生きて』('94)です。
安田成美さんは好きな女優さんでしたが、私としてはいまひとつ役柄に恵まれないという印象がありました。そして、共演は岸谷五郎さんと豊川悦司さん。実は観る前は、岸谷五郎って誰よ?豊川悦司ってあんまり好みじゃないしぃ‥という感じだったのです。しかし、第1回から見事にはまりましたねぇ。当時ドラマでは不倫がもてはやされていたという記憶があるのですが、私は正直あんまりそういうの好きじゃなかったのです。しかし、やっと再会できた時に見つめ合う曙美(成美)と悠作(岸谷)目を見た時、もう信じられないくらい感情移入しちゃいましたよ。でも、この二人を様々な苦難がおそいます。もう涙無しには語れません。でも、観ていてつらいながらも、それは必然のような気もしたものです。
このドラマについてなら、もう何百字も語っちゃいますよ。それくらい好きなドラマなのです。だって、当時は長女を寝かしつけるためになかなかオンタイムに観ることができず、録画して寝ることもあったのです。しかし、続きが観たくて観たくてしょうがなくて、朝いつもぎりぎりにしか起きない私が早起きしてビデオを観てましたからねぇ。そして、どうしてもこのドラマを保存版にしたーいと思ったのです。それまでは、どんなにドラマに感動してもそれを繰り返す観るということはなかったのですが、このドラマは違いました。もうお気に入りの場面なんか何回も巻き戻して観るわけですよ。そして、再放送の時にやっと録ったのです。(でも、録画しそこねたりして完璧じゃないのですが‥)そして、たまにふと思い立っては『この愛』の世界にどっぷりつかるわけです。(全部きちんと観ていたら時間がかかるので、早送りしながらですが)そして、同じ所で涙し、胸が熱くなり、せつなくなるわけです。
私はドラマって振り子(揺さぶり)だと思うのです。いいことがあれば、その後に悪いことが起こる。その振り子の振れ具合のバランスがいいと、胸にぐいぐい迫ってきます。私にとって、このドラマは完璧でした。振り子と一緒に揺さぶられて、めろめろでしたから。
このドラマについては、後日別のページでも語りたいと思います。

『この愛に生きて』の次が『恋人よ』('95)でした。鈴木保奈美さん、岸谷五郎さん、佐藤浩市さん、鈴木京香さんの出演でした。二組の夫婦の話ですが、これがまたせつないし、中盤に大きな山場を迎えます。このドラマについては、『この愛に生きて』と合わせてまた語りたいと思います。

他にもいろんなドラマがありますが、『青い鳥』('97)は豊川悦司&夏川結衣の組み合わせに釘付けでした。特に前半はどっぷりつかってました。
『結婚前夜』('98)ではまた違った夏川さんが見ることができて嬉しかったです。
『眠れる森』('98)はネット上で異様な盛り上がりというか犯人探しがすごかったです。私なんかそれがうっとうしくて、途中でネットの掲示板だけでなく予告までもシャットアウトしてしまいましたから。そうしないと、うまくドラマの世界に入り込めそうになかったのです。
『氷の世界』('99)は正直あまり好きではありません。この辺りから私の期待している野沢ドラマとは違う方向に行っているようで、寂しかったですねぇ。
『リミット』(2000)は久々の安田成美主演でしたが、これは内容的にかなり見つづけるのがきつかったですねぇ。子供が誘拐された上に、臓器売買とかいう話が出てくると‥。
しかし、NHKの『喪服のランデヴー』(2000)と『緋色の記憶』('03)はかなり好きな作品です。ストーリーだけでなく、俳優陣、映像どれをとっても素晴らしかったです。
でも、以前のような夫婦物が好きな私が物足りなく感じていた時に放送されたのが、『水曜日の情事』('01)これは正直あまり期待していなかったのですが、おもしろかったです。天海祐希とモッくんという組み合わはもちろん、絡んでくる石田ひかりが思いの外よくてびっくり。コミカルな感じでありながら、中盤の山場から終盤への流れの中には『この愛』や『恋人よ』を思い出せる場面もあり、私は嬉しくてたまりませんでした。
しかし、次の『眠れぬ夜を抱いて』('02)はいただけませんでした。何と言っても主役の財前直見に全く感情移入できなかったのがつらかったです。『この愛』の安田成美は殺人を犯したにもかかわらず、思いっきりのめり込んでしまったのに‥。
『川、いつか海へ』('03)は野沢さん本来の魅力が感じられず、私的には消化不良でした。
『砦なき者』('04)はかなり衝撃的で、特に最後は正直そこまでするか‥というのもあり、ついていけませんでした。でも、野沢さんはそれほどまでに追いつめられていたというか、ここで自分が声を上げなくてはという思いがあったのかなぁと。でも、逆に力が入りすぎているような気もして、私は素直に受け止めることはできませんでした。今観たら、違った印象を持つかもしれませんが‥。


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コメント

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非公開コメント Kさんへ

『親愛なる者へ』も内容的にけっこうシビアで、
当時ドラマでそこまで?と思ったのは覚えてます。

『素晴らしきかな人生』も印象に残ってはいるんだけど、
内容をほとんど覚えていなくて、また見てみたい作品です。

『この愛に生きて』はいろんな意味で衝撃的でしたよね。
私もこのドラマについては、ずーっと語ってられます。

『恋人よ』私はガッツリはまって見てました。
今思えば、長瀬くんも出てたんですよね~。
役柄がいまひとつ思い出せないけど(^^;)

『青い鳥』は前半にどっぷりはまっちゃいました。
私はトヨエツは『この愛』の時はいまいちだったんだけど、
『愛しているといってくれ』の手と声に惚れました(*^^*)

夏川結衣さんは元々好きで、やっと当たり役来た~と思ったら、
中盤で亡くなってしまい、ショックでした。
(『谷口六三商店』では、対照的にぶっ飛んだ役が印象的)
2人のシーンがものすごく印象的でしたね。
どうしようもなく引かれ合う2人、切なかったなあ。
ラストは、複雑な気持ちで見てました。
そう言えば、永作ちゃんの役柄も好きだったなぁ~。

『眠れる森』はそれなりに好きだったんですけど、
記憶を操作するとか、この頃から仕掛けが大胆になってきましたね。
『氷の世界』もサスペンス色が強くて、
ネット上でも犯人捜しやあら探しみたいな発言を目にすることが多くなって、
野沢さんもたいへんだろうなぁ…と思ったことは覚えてます。

『リミット』は、題材的に見てるのがつらかったですね。
で、内容もほとんど覚えてないという(^^;)

でも、新山千春さんと妻夫木聡くんは覚えてます!
新山さんがかなりぶっ飛んだ役で、こんなんできるんだ…と驚いたし、
妻夫木くんはこの作品をきっかけに
ドラマとかで気に掛けて見るようになった気が…。

私も、安田成美さんは女優として素晴らしい能力を持っているのに、
なかなか役柄に恵まれないという印象があって。
今の年齢ならではの彼女を見てみたいですね。
野沢さんが生きていらっしゃったら、
彼女にどんな役柄を与えてくれたのかな~。

『この愛に生きて』は見れば見るほど、発見がありますね。
緻密に丁寧に1つ1つを積み上げて作られたんだろうな~というのが
伝わってきます。
しかも、あの時期に作られたというのがよかったのかもしれません。

ある程度名前が売れてからは、ネット上でも過剰な犯人捜しがあったり
(ミステリーという要素がある以上、しょうがないことではありますが、
そこばかりがクローズアップされているようで、当時何だか悲しいな…と
思ったことは覚えています。

『彼女たちの時代』『ランデブー』は岡田さん脚本ですね。
岡田さんも大好きなんです!
人柄や会話がとても練られていて、しかもみんな魅力的で憎めない。
『続・最後から2番目の恋』も見てますし(^^)

『すいか』は木皿泉さんですね。
他に『Q10』や『セクシーボイスアンドロボ』とかも大好きです。

私もいっぱいお話したいので、またコメントお待ちしてます(^^)

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非公開コメント Kさんへ

こちらこそ、ドラマの話ができるのが嬉しくて嬉しくて(^^)
どうもありがとうございます!

コメントについては、公開でも非公開でも構いませんよ。
ここを訪れる方はほんとに少ないので(^^;)

さて、私は脚本家というのを意識し出したのは、山田太一さんくらいからかな~。
でも、そんなにまめにチェックするというわけでもなく…。

『この愛に生きて』の引き込まれ方は異常で、それまでに味わったことのない感覚でした。
それまでの私にとって、ドラマはいわば消耗品。泣いても笑っても、一度見たらおしまい…。
ところが、このドラマだけは一度だけじゃ飽きたらず、何回も繰り返して見て、
それなのに全然飽きない。
それどころか、見れば見るほどはまっていくという不思議な体験でした。
そして、野沢ワールドにずぶずぶとはまっていったんですね~。

岡田惠和さんの名前を意識したのは、『まだ恋は始まらない』だったかな~。
恋愛物のはずなのに、2人がいつまで経っても出会わないという何とも不思議なお話なのに、
引き込まれて見てました。
そんなお二人が長い時を経て、『最後から2番目の恋』で共演。感慨深かったですねぇ~。

『彼女たちの時代』は全くタイプの違う3人の会話がテンポ良く、あるある…という感じで、
楽しんで見てました。
岡田さんというと、やっぱり会話がポイントですよね。
ちょっと小ネタっぽいものを盛り込んでみたり、アテ書きみたいな部分もあったりして。
でも、その場限りではなく、それが後々の展開に生きていたりして。
自然なのに、実はものすごく丁寧に作り込まれてるんですよね。

水野美紀さんの同棲相手は、加藤晴彦さんですよ。
記憶が途中ですり替わっちゃったかな(笑)?

実は私もそういうことありました(^^;)
『とっておきの青春』というドラマでの斉藤由貴さんの相手役はずーっと金子一彦さんだと思っていて、
ある掲示板に書き込んだら、光石研さんですよと指摘していただきました(^^;)

『アフリカの夜』の國村隼さん、覚えてます!!
寡黙な役柄で、奥さんのことをずっと信じて待ち続ける役だったような?
室井滋さんは確か逃亡する時に2階から飛び降りなかったですっけ?
そんな記憶があるんですけど…。

私も高橋克実さん、大好きです。
でも、私そのドラマ見てないかも…と思って調べてみたら、『部屋(うち)においでよ』ですね!
私、見てました!
でも、山口くんだったんだぁ…。記憶にない(^^;) 克実さんも記憶にない(^^;)

克実さんを初めて見たのは『ショムニ』だと思ってましたが、
調べてみたら、他にもいくつかの作品でお見かけしてました(^^;)
山口くんは、確か『同窓会』に出てましたよね。
このドラマ、テレビで放送していいのか本気で心配するくらい衝撃的でした…。

『ランデヴー』は、不思議な世界観でしたね。
そうそう、キャスティングがお見事で!
高橋克典さん、私は特に好きじゃなかったんですけど、この時はよかったなぁ~。
『最後から二番目の恋』の坂口さんの役柄と似てますよね。

私、実はこのノベライズ持ってるんですけど、これがあれっ?って感じで(笑)
岡田さん本人が書いてるのに(^^;)、あの不思議な町の魅力が全然伝わって来ない。
あ~岡田さんって、小説家は無理だな。脚本家向きの人なんだな…とこの時思いました。
(その点、野沢さんは小説もすごかった。『深紅』大好き。)
会話や人物を描くことに関してはものすごく長けてるのに情景描写となると、うーん。
あのドラマは、あの街並みのセットの相乗効果もあって…ということも考えると、
ドラマってほんとみんなで作り上げるものなんですねぇ。

『最後から二番目の恋』もおもしろいですねぇ。
岡田さんの会話の妙、1人1人の人物の魅力的なこと。
キョンキョンは、私の印象だと『私が彼女に借金をした理由』でそれまでとガラッと違う役柄を演じて、
おっー!!と思ったんですよ。
で、『すいか』で、来た~っ!!『マンハッタン・ラブストーリー』で、突き抜けたって感じかな(笑)

私こそ興奮して、相当長くなってますね(^^;)

これからもいっぱい相手して下さい。
楽しいです(^^)

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